スタジオジブリ最新作「アーヤと魔女」の劇場公開が決定!予告編がYouTubeにて公開される

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スタジオジブリの最新作「アーヤと魔女」が4月29日に全国の劇場で上映されます。

予告編はYouTubeで公開されました。

「アーヤと魔女」は、ある日、アーヤ(魔女の娘だとは知らずに育った少女)が奇妙な家に引き取られ、意地悪な魔女と一緒に暮らすことから始まった物語。

「ハウルと動く城」のダイアナ・ウィン・ジョーンズによって作成された児童文学をジブリ初の完全な3DCG視覚映像化。この番組は昨年12月30日にNHKの通常テレビで放送されました。

主人公・アーヤ役を演じるのは平澤宏々路。他にも寺島しのぶや豊川悦司、濱田岳などが出演している。

『アーヤと魔女』予告【4月29日公開】
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スタジオジブリ公式Twitter

宮﨑駿 コメント

「アーヤと魔女」の児童書に出会ったとき、こんないい企画はないと思いました。アーヤのしたたかさというのは、ずるいということじゃない。昔はみんな持っていて、なぜか無くしてしまったもの。こんな時代を生きるために、必要なことなのです。

今回CGを使うということで、どういう風にやるんだろうと思っていたけど、出来上がったものを見て、不満がなかったです。鉛筆で描かなくて、CGであることによって、解放されています。映画は面白かった。

とても良いスタッフがそろって、作品が持っているエネルギーをちゃんと伝えていて、面白いんです。本当に手放しで褒めたい。単純に面白いと言えるのは、良いことなんです。

宮崎吾朗 コメント

前作「山賊の娘ローニャ」で国際エミー賞を受賞した宮崎吾朗監督ですが、今作は今月3日にカンヌ国際映画祭が発表した「オフィシャルセレクション2020」56作品の1作として選ばれました。

これを受けて、宮崎吾朗監督がコメントを発表しています。

今、僕たちの国では、大人ばかりが多くて、子どもの数が少ないです。

その少ない数で沢山の大人を相手にしなければいけないから、今の子どもたちは大変だろうな。

そんなことを考えているときに僕はアーヤに出会いました。

そして、「そうか、そうすりゃ良いのか!」と思ったのでした。

アーヤが面倒くさい大人たちを相手にどうするか?

それはどうか「アーヤと魔女」をご覧になってください。

憎たらしいけど、可愛い僕らのアーヤが、子どもたちを勇気づけ、大人たちを元気づけてくれることを、心から願っています。

アーヤを劇場で上映していただけるなんて、本当に幸せです。
大きなスクリーンで観るアーヤは音も格別です。
沢山の方に観ていただけることを心から願っています。

鈴木敏夫 コメント

昨年末、沢山の人に観てもらった、アーヤ。
コロナの空気を吹き飛ばすアーヤの元気な姿を、ぜひ映画館で観てください。

アーヤと魔女 あらすじ

舞台は、1990年代のイギリス。

主人公は10歳の少女、アーヤ。赤ん坊の頃から孤児として育ったアーヤは、誰もが自分の思いどおりにしてくれる孤児院での生活がとても快適だった。だから、誰かに貰われたいなんて、一度だって思ったことが無かった。

ところがある日、突然やってきた変てこな二人組、派手な女と長身の男に引き取られることになってしまう。「あたしの名前はベラ・ヤーガ。魔女だよ。あんたをうちにつれてきたのは、手伝いがほしかったからだ」。そう名乗った女に、アーヤは、「じゃ、決まりね。おばさんが私に魔法を教えてくれるかわりに、私がおばさんの助手になったげる」と返す。

しかし、ベラ・ヤーガはアーヤを助手としてこき使うばかり。いくら頼んでも、いくら仕事をがんばっても、一つも魔法を教えてくれない。魔女と一緒に暮らしている怪しげな男マンドレークは、食事時しか顔をみせない。いつも不機嫌そうで、口癖は「私をわずらわせるな」。

生まれて初めて“思いどおりにならない”壁にぶつかったアーヤだが、「よおし、負けるもんか」と反撃を始める。彼女の特技は周囲の人を操って、自分の思いどおりにさせてしまうことだった。

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