いつも読んでいただきましてありがとうございます。シュンです。
コロナの状況下で転職活動をされている方は多くいらっしゃると思いますが、現在もコロナの脅威の中で私たちは生きていますので、転職市場の状況は業界によってかなり違ってきます。
こちらのページを見てくださっている皆さんは異業種からit業界に転職したい方や現在it業界で働いていて別のit業界に転職を検討している方もいらっしゃると思いますが、状況はいかがでしょうか?
今回は「コロナでit業界の転職はどう変わったのか?」について触れていきたいと思います。

コロナによるit業界の転職市場の変化
以前からお世話になっている転職エージェントの方にコロナによるit業界の転職市場の変化について確認してみましたので情報をお伝え致します。
大まかには
という状況のようです。
AIやRPAはこれからDX(デジタルトランスフォーメーション)を促進していく上でトレンドとなっておりますが、エージェントの方が言うには現状ではそこまで上記のスキルが優遇されてはいないとのことでした。
ただ現在求人を見ている限りではやはりRPAやAIなどの技術者の募集が目立つことから、it業界で今後活躍したい方はこれらの技術や知識を持っておいても良いかもしれません。
とは言っても、未経験のエンジニアがこれらAIやRPAだけ優先的に学習したとしても基本的なitエンジニアとしての経験や知識が無いと採用されることは難しいと思います。
その為あくまでも現在エンジニアとして業務経験のある方が付加価値としてこれらの学習をすることはメリットはあるとは思いますが、これからitエンジニアがトレンドの技術を学習したからといってit業界で働くことができるかは別問題になります。
it業界経験者の場合
コロナ前からit業界の転職は未経験者には厳しかったです。自分も異業種から転職を行いましたので、転職活動は難航しました。現在は運良くエンジニアとして働かせていただいておりますが、自分の場合は30歳から転職活動を行ったということもあり、30歳未経験でit業界はコロナ前でもかなり転職は大変です。
コロナ前は未経験でも面接をしてくれる企業は結構ありました。ポテンシャル採用ってやつですね。20代の方であればit業界の転職は意欲があれば成功は難しくないと思います。
しかし現在はコロナの影響でポテンシャル採用が減ってきているようで、業務未経験の方々の採用を渋る傾向があります。
面接どころか書類選考で落とされてしまいますので、対策をしないと成功することはまずないでしょう。
未経験であれば転職対策は必須
対策としては独学で勉強するか、エンジニアスクールで勉強する
ということを多くの方が行っていると思いますが、果たして今の状況で上記だけで転職が可能でしょうか?
現在の状況で言えば独学はまず難しいと思います。独学だけの応募者は企業が採用するのはリスクでしかありません。現在は企業もコストを渋っていますので研修などを行うのもコストになりますので即戦力で自走できるエンジニアが欲しい状況になります。
独学の内容にもよりますが、WEB系であれば、オリジナルのデータの登録や削除更新機能があるアプリケーションをインターネット上で公開することができなければ問題外でしょう。
itスクールに通う方々も同様ですが、これからエンジニアスクールを検討されるのであれば、スクールの内容を確認してみてください。
プログラミングだけできても転職できない
エンジニア=プログラミングと考えられてい方多くいますが、エンジニアという仕事はプログラミングだけできれば務まるわけではありません。
基本的なit技術の知識が求められますので学習のために資格取得も転職に役立つはずです。
自分もAWSのソリューションアーキテクトとLINUCを取得しました。
エンジニアスクールもそうですが、今後は資格など自己投資してスキルアップすることがどの業界でも有利になると考えます。
エンジニアの資格も一つ1万~3万くらいしますしエンジニアスクールも出費は痛いですが、現在の転職市場においてはスタート地点に立つのが非常に厳しいです。
これからエンジニアを目指している未経験の方はなんとかきっかけを掴むために行動を全振りするべきです。
転職先は今は条件が悪くても就職することができて、業務経験が積むことができれば今後は良い条件で転職することも可能ですので、まずはきっかけを作ることに注力を注いで欲しいです。
未経験者の企業選び
自社開発がいいやSESなどの客先は・・・と思われている方もいると思いますが、よっぽど優秀でないのであれば今はそんなことを気にしている状況では無いと自分は思いますので、まずは自分の現状で書類は通過するのかを見極めた状態で企業を選ぶことが出来るのかを検討していただけたらと思います。
今後もコロナは続くと思われますのでコロナが収まってから転職というのは現実的にかなり先延ばしとなってしまうことが考えられます。今年中にit業界に転職をしたいのであれば行動することをおすすめします。
it業界経験者と業界未経験業務経験者の場合
it業界の経験者については、転職先の選択はあると思いますが、企業もロースキルの人材を無理して取る動きはしていないので採用ハードルが上がっている状況です。
求人サイトを確認して、企業の求められているスキルを自身に当てはめて、全体的に足りていない場合は自己学習をしたり資格取得を行っていく必要があるかもしれません。
希望職種がエンジニアでない場合で例えば営業や事務職で既に業務経験がある方でしたら、採用の可能性は高いと思われますので、積極的に転職活動をしていくとよさそうです。ただしITの知識については学習する必要があり、今までよりも勉強する時間が増えてしまう可能性があることは覚悟しましょう。
このページを見ていただいている現役エンジニアの方や、これからit業界で働きたい方は、もしよろしければコメントください。
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