

データベースってよく聞くけど実際どういうもの?
IT業界について学習するにはデータベース知識が必要ってほんと?
この記事では、上記の疑問にお答えします。
このブログを書いております私は未経験から30歳でエンジニアに転職した経歴を持つ遅咲きエンジニアです。私がIT知識ゼロの段階で、転職活動するにあたり、ネット上で検索しながら情報を集めましたが、ある程度基本がわかっている方向けの記事も多く知識があまりない段階では、内容が初心者では理解しづらい部分がありました。
この記事ではエンジニア初心者の方でも理解がしやすい内容で、データベースについて書きましたので興味がある方は読みすすめていただけましたら幸いです。
※IT業界の情報について知りたい方は以下も合わせて読んでみてください。
データベースとは?

データベースという言葉自体は皆さん聞いたことがあると思いますが、そもそもデータベースとはどういうものでしょう?
普段皆さんは意識されていないかもしれませんが、日常的に使われている、アプリケーションやウェブサイトも、データベースが無いと利用することができません。
基本的にログイン機能など情報を保持している機能に関しては、データベースにアカウントの情報などを保持しておく必要がありますので、データベースは必須のソフトとなります。現代のITサービスではデータベースは欠かせないミドルウェアとなっています。
データベースとは
複数人で情報を共有、保存しその情報をもとにして検索をしたり加工したりすることを目的としたデータの集まり
になります。
インターネットやスマホのアプリケーションは、現代の生活では無くてはならないものですよね。
商品の購入やサービスの代金の決済なども、スマートフォンのアプリやウェブサイトで出来るようになりました。
現代では急速にIT化が進み情報が資産となる時代となっており、ビッグデータという言葉も聞くようになりましたよね?ビッグデータもデータベースによって収集したデータの集まりをサービスに活用するということで注目が集まっています。
ITのシステムにデータベースがもし無かったら、情報が保存されずデータを使いまわすことができませんので、データを保持することやデータを使ってプログラムを操作する事が出来ません。
お買い物をしようとしてもそもそもユーザー情報も記録されないし、商品も無いということです。
一番最初のゲームボーイのマリオはセーブができず毎回リセットされるという仕様でしたが、今となってはデータが保持されないゲームは今は作られませんよね。家庭用ゲームであればメモリーカードやハードディスクなどの記憶媒体でセーブできると思いますが、インターネット上のオンラインゲームではデータベースが使われています。
データベースに関してはITシステムの中で非常に重要な役割を持っており、現在IT技術は様々な業界で導入されていますので、IT業界に興味のある方は知っておくべき情報ということが理解できたのではないでしょうか?
今後ITエンジニアや、IT企業の営業職を目指している方は、データベースについて知っておいて間違いないです。
プログラミングとの連携

ほとんどのシステムでデータベースは導入されているということをお伝えしました。
データベースはSQLと呼ばれるデータベース言語を使うことで、コマンド実行を行うことで手動でデータの出し入れや加工は可能ですが、実際のサービス運用時にはプログラムと連動しデータベースの処理は自動化されています。
プログラムが人の手に変わってデータの操作をしてくれています。
例えば
インターネット(Web)のECサイトやアプリであれば、購入ボタンを押したら購入履歴に商品が表示されますよね?
これは購入ボタンが押されたら購入履歴のデータに購入した商品の情報を入れるようにプログラミングで実装しているからになります。
データベースを知ることで、このようなプログラムの処理の流れを把握することに繋がり内部でどのようにプログラムが動いているのか理解出来ます。
サーバサイドとクライアントサイド

内部でデータベースと連携を行うプログラミング言語を、サーバーサイドのプログラム言語と呼ばれます。
サーバーサイドのプログラミング言語としては、JavaやPHPというプログラミング言語が代表になりますが、データベースをプログラミングにより操作させる場合は、このサーバサイドのプログラム言語を使わなくてはなりません。
サーバサイドの対になる言葉として、クライアントサイドというような言葉がありますが、こちらはクライアント(実際にお客様が使ったりするウェブ画面)に関係するということになります。
クライアントサイドの言語としてはHTMLやCSS javascriptなどがあり、これらの言語は通常ですと、サーバーを操作する事ができない為データベースとの連携はできません。
ただしjavascriptでもサーバーサイド言語で構築されたapiを使ってデータベースの参照や登録、削除を行うことはできますので、システム構築の内容によっては可能です。
データベースを使う場合に連携できる言語によっては、通常の使い方だと使えない事もありますので注意しましょう。
データベース言語のSQL

データベースにも言語があります。先程も触れましたがSQLと呼ばれており、データベースの操作が可能になります。
データベースは種類がいくつかあり、それぞれ特徴があるのですが、種類によって制御できるパラメータなども変わってくる為に、SQLの使い方が多少変わることがあります。
またこのSQLが使えるデータベースはRDBと呼ばれますが、SQLが使えないNOSQLと呼ばれるデータベースも多く存在します。
その為自分が使うデータベースに合わせて柔軟に対応する必要もあります。
SQLはデータの
などが行えます。
SQLを使うことで手動でデータベースを操作する事も出来ますが、実際のシステムではサーバサイドのプログラミング言語が上記の操作を行います。
データベースの構築時の考え方

データベースの重要性については充分ご理解いただけたと思います。
データベースを作るときは
という設計も必要になります。
データベースはただ情報を扱えばいいというわけではありません。正常動作だけではなくプログラムは予想外のエラーが起きる事もありますので、
もしエラーが起きたとき
というデータベースの問題が起きた事も考える必要もあるでしょう。
実際の運用ではデータベースのパフォーマンスの改善も重要になります。
処理速度が遅いインターネットのサービスは、顧客離れが起き易いというデータがありますので、システムのパフォーマンスが悪い場合にはお客様から改善を求められるでしょう。
処理速度の問題はデータベースに絡む事が多いので、データベース担当のエンジニアは対処する必要が出てくるでしょう。
バグの調査やプログラムのテスト工程では、手動でSQLを流して調査やバグを検出することもありますので、IT未経験の方でサーバーサイドのエンジニアに転職をされたいのであれば、SQLを学習する必要があります。
データベースの種類と基本 データベースの種類

データベースは有償、無償を合わせていくつもあります。
一部の紹介になりますが種類が豊富にあります。
プロジェクトによってデータベースを使い分ける必要があり、データベースの構築や操作に関しても種類によって変わります。
データベースのタイプがRDBなのかNOSQLなのかで使い方も変わってきます。
使われるデータベースに合わせて知識を習得する必要があるでしょう。
データベースのMySQLは無料で使える高性能データベース管理システム
様々な種類のデータベースがありますが、ここでは使用頻度の高いMySQL について紹介いたします。
MySQLとはオープンソースで使えるとても利用者が多いデータベース管理システムの一つで、データベースの中でも有名なデータベースの一つになります。
非商用利用でしたら無償で使用が可能ですので、データベース初心者でも導入しやすく扱いやすいので非常に人気が高いRDBになります。
MySQLの技術を習得してしまえば、使われているシステムが多いことから仕事に困ることはないでしょう。
ネット上でも情報がたくさん出回っていますので、学習コストもかかりにくいのもメリットになります。
この記事のまとめ

この記事ではデータベースについて解説してきました。

データベースって何かデータを入れてるんでしょ?
と何となく認識していた方もイメージできたのではないでしょうか?
IT業界のシステムにはデータベースが必要不可欠になります。システム上でのデータベースの操作はサーバーサイドのプログラミング言語が行うことでサービスの自動化が実現できています。
ITサービスのコアがデータ操作になりますので、IT業界について学習するにはデータベース知識が必要ということです。
プログラミングやIT知識に関する学習は時間がかかります。
プログラミングスキル・IT知識を最短で学習しプログラマーやエンジニアとして働きたいという方はエンジニアスクールやプログラミングスクールを使うことが現在では当たり前となっています。
以下のリンクにて無料から有料の「プログラミングスクール」「エンジニアスクール」についての情報をまとめて共有していますので是非参考にしてください。
エンジニアに就職を考えている方であればデータベースを学ぶことは重要です。エンジニアの仕事については様々な種類がありますので以下の記事にまとめております。エンジニアの種類について気になる方は以下の記事を確認してください。
未経験からエンジニアを目指す場合には業界情報や職種に関する情報、IT技術や用語など知るべきことが多くあります。以下の記事にて業界未経験のエンジニア職希望者が知るべき情報をまとめていますので是非見てみてください。
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