未経験からITエンジニアに転職するにはハードルが高いと思われる方もいると思いますが、
そんなことはありません。
私は30歳の時に飲食業の異業種から転職を成功させてエンジニアに転職いたしました。
エンジニアはプログラミングもそうですが文字を打ち込んで仕事をする事が多いです。
なのでいかに効率よくプログラミングのコードが書けたり、
コードを管理出来ると仕事が出来るという評価を得られるでしょう。
そのため世の中にはエンジニアが好んで使うフリーのツールがいくつもあります。
これらのツールを使いこなせるかどうかも、
未経験エンジニアと経験者エンジニアとのエンジニアスキルの差でしょう。
今回はエンジニア初心者の方に知っておいて欲しいツールについて書きましたので参考にしてください
・必須ツール：エディター
・バージョン管理ツール
・DB開発ツール
という構成となっております。
※IT業界の情報について知りたい方は以下も合わせて読んでみてください。
ツールを知る必要性は？
IT業界に入ると当たり前となっているツールですが、
未経験のスキルが無い初心者エンジニアには知る由もありません。
私も入社時にこんな事も知らないのかと上司に呆れられていました。
独学で予備知識が無いと厳しいです。
スタートの時点でエンジニアスキルと知識を手に入れるにはしっかり考える必要がありますね。
基本的なエンジニアとしての知識を身に着けるのであれば独学よりもエンジニアのスクールで基礎を学ぶ方が将来の見返りは大きいです。詳しくは エンジニア業務未経験でも市場価値を上げて稼ぐ方法！ を参考にしてください。
一度使ってみれば同じ系統のツールは別の会社が作っているものであっても何となく使えてしまいます。あとは同じタイプのツールを現場で使う機会があった場合に多少ポイントをググるだけで必要な機能は使えてしまうでしょう。
エンジニアが使うツールは様々ありますが、一番基本となるツールはエディターになるでしょう。
エディターは文字を書くものになりますが標準のメモ帳ツールに比べて高機能です。IT業界でメモ帳をメインのエディターで使う方はほとんど見ません。素人だった時の私くらいです笑
エディターの良いところは自分で使いやすいようにカスタマイズができます。
言語に合わせて文字の色を自動で変えてくれて見やすくしてくれたり、同じ文字を選択した時にハイライトしてくれて教えてくれたり、自動化のマクロ機能があったりと使いこなせればあなたの良き相棒になるでしょう。
種類がいくつかありますが、基本は自分にあったものを使うと良いでしょう。
それでは無料で使えるエディターツールをご紹介いたします。
エディターツール
エディターツールはエンジニアの商売道具です。
PCをお持ちの方は是非作業用PCにインストールしておきましょう。
機能が様々ありますので普段から使っておくとスキルも身に付きますし何よりも慣れることが大事です。
サクラエディター
ご存じの方も多いとは思いますが、人気の無料のエディターツールになります。
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私は業界に入ってから初めて知りました！笑
まさしくノースキルです笑
写真のように見た目は優しい桜色ですね。
置換や検索、マクロも組めます。これで無料素晴らしい。
自分はダークカラーのほうが目が疲れないと思ったので色を変えております。
こういった感じでエディターツールは自分好みに改造できますので、興味がある方は自分色に変えてやってください。
こういうツールも個性が出ますので、センス良い使い方をしていくとかっこいいです。
このサクラエディターは今ではどの現場でも重宝して使わせていただいています。
文字の検索や置換もしやすく何よりも動作がとても軽いので、PCのショートカットに登録してサッと出せるようにしておきましょう。
以下が公式ホームページになりますので、お使いのPCにインストールしていただければすぐにお使いできます。
サクラエディター
ATOM
こちらがエディターツールのATOMになります。
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こちらのエディターのすごいところは、プラグインを入れるとどんどん高性能になってしまいます。
自分のATOMも複数プラグインを入れており、同じ文字ならハイライトしたり、コードを予測変換してくれたり、
2つのファイルの差分を表示してくれたりと、高機能なプラグインが無償で提供されております。
もちろんATOMも無料で使っていただけます。エディターのテーマカラーも様々ありますので、簡単にデザインを変えていただくことも可能になっています。
なんかエンジニアっぽい雰囲気でませんか？
こちらのエディターでしたら、html、css、javascriptは書きやすいので、Webデザイナーやフロントエンドエンジニアとしてのスキルアップとして、上記のプログラムを書いて自分で確認することができるでしょう。
PHPやJavaやRubyですと別途環境構築が必要だったり専用エディターを使う必要が出てきますので、状況に応じて変えてください。
プログラミングについて知りたい方はプログラミング言語の種類を参考にしてください。
やはり字を見続けるのも疲れますから、
エディターの背景色や文字色も疲れにくいように自分で変えれるのが良いです。
自分の負担を減らすように仕事をするのもエンジニアのスキルになります。
工夫して疲れないように作業できる環境を作っていきましょう。
基本的に私はダークカラーにして目が疲れにくいようにエディターは設定しています。
バージョン管理ツール
バージョン管理ツールは皆さんご存知ですか？
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バージョン管理ツールはプロジェクトのバージョンを管理するツールになります。
バージョンは世代ですね。
ソースコードやドキュメントを更新していく過程で世代は変わりますよね？
過去と現在の情報をバージョンとして管理を行うことで、今のバージョンで問題があった場合でも前の正常なバージョンまで切り戻すことが可能になります。
実際のプロジェクトではソースコードやドキュメントはバージョン管理をされています。
バージョン管理をしていなかったら新しク追加したことで問題があった場合に戻すことができずプロジェクトが止まってしまうででしょう。
それだけバージョン管理は大事な技術になりますので未経験のエンジニアには知っていただきたい概念になります。
バージョン管理はツールを使うことで実現できます。
バージョン管理はエンジニアのスキルの一つになりますので知っておくことで、転職時にも有利になります。
自分もIT業界に入ったときはバージョン管理という概念を知らずミスをしまくってへこんだ記憶がありますが、
バージョン管理の概念を知っておけば防ぐことができる、予備知識がゼロだったせいで起きた事故でした。
こちらを読んでいただいている方は注意するポイントがわかると思いますので、
自分のような失敗はしないでしょう。
バージョン管理は世代を管理するという事になります。
IT業界ではよくバージョンという言葉が出てきますので覚えておきましょう。
設計書や仕様書も(ドキュメントと言います)表紙にバージョンを記載して、
改定履歴に修正したらその都度バージョンを更新して数字を増やしていくという事をしています。
さてバージョン管理は何をするのかと言いますと、
バージョンが変わっていく履歴を記録していきます。
白紙の状態で作成が始まったところから修正を繰り返して、
現在の姿に変わるまでを記録していくことが出来ます。
このバージョン管理の何がいいのかと言いますと、
過去のバージョンにすぐ戻せます。
要するにエクセルで作った資料だとか、
プログラミングして構築したシステムなどが手を加えた事によって動かなくなってしまった！
という時にポチっとすれば前の状態にすぐ戻せます。
たとえ間違ってファイルを消しても元に戻すことが出来ます。
ただし上記のバージョン管理ツールは、
リポジトリーと呼ばれるデータの保管場所にデータを置いておかないと使うことが出来ません。
そのリポジトリを消してしまったら元に戻せません。
なのでバージョン管理ツールを使う時は、
ローカル（自分が今作業している場所）と、
リポジトリ（インターネット上に上がっているデータ）を意識する必要があります。
バージョン管理ツールはそれぞれ
ローカルと、
リポジトリで
やり取りするルールが決まっておりますので、
バージョン管理ツールを使うにはしっかり使い方がわかっていないと、
めちゃくちゃになってしまうこともあります。
ローカルのデータと間違えてリポジトリのデータを消してしまったら、
大惨事になってしまいますよね？
なのでバージョン管理ツールはプロジェクト毎に使うツールが変わることがありますので、
自分のチームでは何で管理しているか知っておくといいでしょう。
あなたがもしIT業界に面接に行かれるようでしたら、
バージョン管理ツールは何を使っておりますか？
と聞くと少し興味を持たれるかもしれませんね。
エンジニアのスキルを上げるためにも知っておくといいでしょう。
それではバージョン管理ツールを見ていきましょう。
トータスSVN
TortoiseSVNインストール
かわいい亀さんのトータスSVNです。
インストールした後は日本語パッチもありますが、
最初は英語表示になっておりますので、
必要であればパッチを当ててください。
使い方としてはインストールしますと、
エクスプローラーを右クリックするとトータスSVNのコマンドが使えるようになります。
流れとしましては
・リポジトリを作成する
・任意のフォルダー構成を作成する
・自分のローカル環境に持ってくるのであればチェックアウトを行う
・リポジトリーのデータがチェックアウトした場所にコピーされる
・変更したデータをコミットしてリポジトリを更新する
・不要になったファイルはリポジトリ毎削除を行ったり、
前のコミットまでデータを戻すこともある
使い方としてはこんな感じなのですが、
バージョン管理にはコンフリクトがあります。
コンフリクトは競合ということなのですが、
例えば他の人が作業している同一のファイルを自分が編集してコミットしたとします。
その間他の人が自分と違う部分の変更を行い、
リポジトリにコミットした場合、
コンフリクトが起きます。
同一バージョンから変更が2パターンできてしまったので、
競合したということです。
この場合はどちらが正しいのかを判断して、
コンフリクトを解消して再度コミットを行うことになります。
トータスSVNの場合はカギをかけて、
自分以外がコミットするまでほかの人がコミットできなくさせる機能がありますので、
複数人で変更する可能性のあるファイルがあるようでしたら、
ロックをかけておくことで余計なコンフリクトを起こさずにすむでしょう。
こういったリスクを減らす使い方を行うのもエンジニアのスキルの一つです。
Git
git インストール
Gitもバージョン管理ツールになります。
トータスSVNと考え方は似ております。
ローカルとリポジトリを意識して作業を行うことが大事になります。
GitはCLI（ Common Language Infrastructure ）と、
GUI（ Graphical User Interface ）の、
ツールがあります。
最初はGUIで画面を見ながら使っていくのもいいでしょう。
ですが慣れてきたらGUIで操作したほうが効率が良いです。
インストールしますと右クリックでGitが出てきます。
Gitはリポジトリーの作成をgithubやgitlabといったサイトで作成しないと使えません。
github
gitlab
上記がホームページになりますが、
こちらでユーザー登録を行いプロジェクトを管理していくことになります。
実際のプロジェクトでは上記サイトでリポジトリーを作成して、
作業者として招待されたユーザーでしかバージョン管理が使えません。
Gitの概念としてはブランチがあります。
枝という意味なのですが、
一つのファイルをブランチを分けてそれぞれ変更てバージョン管理ができます。
分けたブランチは様々使い方がありますが、
使う環境ごとに例えば
検証環境
本番環境
開発環境
のプログラムをそれぞれのブランチで管理しておくこともできますし、
プログラマーが作業を分担した際に、
ブランチを分けて保険をかけておく（正常に動いているプログラムを退避させる）
というような使い方もできるでしょう。
ただしこちらも使い方を間違えてしまいますと、
コンフリクトが起きたり、
ディレクトリ構造が変わってしまったりということが起こりえますので、
慣れないうちは注意して使うとよいでしょう。
開発の現場ではおそらくほとんど使われているバージョン管理ツールになりますので、
知識をつけておけば間違いなく未経験でもエンジニアのスキルが上がるでしょう。
SQL開発ツール
SQLはデータベースを操作するプログラム言語になります。
SQLを使うのに便利なツールを紹介させていただきます。
データベースをご自身の環境で構築されたい方は MYSQL入門 開発PCにMYSQLのインストールと設定をしよう！ をご覧ください。
A5:SQL Mk-2
実際の画面はこのようになっております。
上部のエディターでSQLを書いて実行することでデータベースにクエリを送ることができます。
返ってきたデータを手動で内容を書き換えることもできますし、
エディターのデザインも変えることができますので、
データベースを使う機会のある方はお勧めです。
こちらのソフトもフリーでインストールできますので、
データベースを構築する必要はありますが、
構築しましたらこちらの開発ツールを使って操作をしていただけます。
以下が公式ページになります。
ダウンロードへからインストールすることができます。
A5:SQL Mk-2 インストール
MySQL Workbench
使用するデータベースがMYSQLでしたら 、
MySQL Workbench も使うことができます。
使用感は上の写真を参考にしてください。
こちらはMYSQLをインストールする際に一緒にインストールすることができます。
基本的な使い方は A5:SQL Mk-2 とほとんど変わらないと思いますので、
A5:SQL Mk-2が使える状態になっていればSQLの操作は楽になるでしょう。
MYSQLも無料で使えますので、
データベースに興味がある方はスキルアップにもなりますので、
ご自分のPCに構築してみるのも勉強になると思います。
MySQL Workbench インストール
IT業界未経験の方に知ってもらいたいツール6選 終わりに
いかがでしたでしょうか？
簡単ではありましたが、
未経験エンジニアがスキルアップにつながるツールを紹介させていただきました。
プログラミングやIT知識に関する学習は時間がかかります。
プログラミングスキル・IT知識を最短で学習しプログラマーやエンジニアとして働きたいという方はエンジニアスクールやプログラミングスクールを使うことが現在では当たり前となっています。
以下のリンクにて無料から有料の「プログラミングスクール」「エンジニアスクール」についての情報をまとめて共有していますので是非参考にしてください。
未経験からエンジニアを目指す場合には業界情報や職種に関する情報、IT技術や用語など知るべきことが多くあります。以下の記事にて業界未経験のエンジニア職希望者が知るべき情報をまとめていますので是非見てみてください。
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