IT業界未経験がエンジニアに転職する際に知らないとまずい!?【IT業界未経験の方が知っておくべき情報まとめ】

この記事は約15分で読めます。
未経験 エンジニア

この記事では上記のような方の疑問や不安を解決するためのまとめ記事となっています。

この記事を書いております筆者はIT業界未経験から30歳になって転職をしておりまして、現在はシステムエンジニアとして働いております。この経験から情報を発信しております。

異業種からIT業界に転職したい方はコロナの影響で非常に増えています。

またDX(デジタルトランスフォーメーション)と言う言葉がよく耳にされていると思いますが、世の中のIT化が進み経済活動に無駄な人件費を使わない方向へ世の中がシフトしています。

そしてプログラミング必修化スマートシティ計画、コロナ後もテレワークを進めるといった政府の政策やニュースでも既に発表されていますが、郵便配達や飲食店の配膳など人間の仕事がロボットやAIに替わっていくことが既に決定されており、私たちの仕事は今後も大きく変化することは確実です。

楽天配送ロボ、公道で初実験

そして皮肉なことにコロナがきっかけで、今まで言われていた、「人間の仕事がロボットによって奪われる」という事態に直面しています。

「時給300円」のロボット導入で、半分の非正規を雇い止め

守るのは正社員だけ! ワタミの「美談」の犠牲になった非正規の大量解雇(今野晴貴) - 個人 - Yahoo!ニュース
一昨日のNHK「クローズアップ現代+」で、ワタミの渡邉美樹氏がコロナ禍による非正規の雇い止めを正当化する、「非正規差別」の発言を平然と繰り返した。一体なぜこのような発言がまかりとおるのだろうか。

今ではWEBサービスだけでなく現実世界で受ける事ができるサービスはITシステムを導入されており私たちの生活は非常に豊かになりました。このような実際に私たちが使っているサービスの裏側ではエンジニア達が活躍されています。

その為現在もIT業界は人手不足で人員を確保する為にも多少スキルレベルが低くても採用するという企業は増えています。

これからもIT業界の人材は足りなくなることが予想されますので、最低限のレベルのITスキルや知識がある求職者であれば現在のIT業界への転職はチャンスであると言えます。

ただ完全未経験からエンジニアになりたいと希望したら誰でも仕事ができるわけではありません。

未経験からエンジニアになるために必要な情報や方法について、順を追って解説をしていきたいと思います。

※「エンジニアスクール」「プログラミングスクール」の情報について知りたい方は以下も合わせて読んでみてください。

Search

①未経験でエンジニアになるにはまず業界に興味を持つ

私たちが生活するにはお金が必要ですが、前提として仕事に興味が持てない場合はお金の為といえど結構辛いです。それでも割り切って仕事ができるのであればやれないことは無いかもしれませんが。

とはいってもゼロから新しい職業にチャレンジするのであれば知らないことは多くて当然ですし、その仕事が

  • 楽しいのか
  • きついのか
  • やりがいがあるのか

というのは判断できないですよね?

ですからまずはIT業界とかIT系とかってどういうお仕事?という事をまずは知ることがスタートになるでしょう。

そして知っていくうちに興味が持てる分野が出てくれば判断できるようになるはずです。

私も含めてですが皆さんの持っている固定概念って結構強いと思います。

世間的に○○であるだとか、TVなどのメディアの情報によって影響されていることって多いです。

仕事についても同様でITエンジニア=プログラミング

みたいな固定概念をあなたも持っているのではないでしょうか?

一言エンジニアといっても

  • 必要なスキル
  • 仕事の範囲
  • 報酬
  • キャリアの道

など様々ありまして、ITの世界ですべてにおいて完璧なスペシャリストになれる人はベテランの方でもそういませんし、プログラミングも書かない方もエンジニアの中にはたくさんいます。

まずは、固定概念を捨てて情報を集めて

  • 自分がIT業界の何に興味があり
  • 将来自分がエンジニアとしてどうなりたいか

を考える必要があるでしょう。

エンジニアの職種については以下の記事を確認してみてください。

②未経験でエンジニアになるには必要な情報を集める

IT業界の経験ゼロで個人で求人を探して転職活動をした場合に未経験OKの求人に勝負をかけても、間違いなく負けます。

仮に採用されてもエンジニアとしての技術を求めているということではない可能性が高いです。一から育ててくれるという企業であればまだいいですが、研修など無しにそのまま現場に入れられる場合には利益を生む道具としか考えていませんのでしっかり考えてください。

IT業界はプロジェクト参加メンバーの人件費が原価となります。研修を行っている間は利益が出ないので企業側としては極力やりたくないのが本音です。研修を行ってくれる企業は従業員の事を考えてくれる企業の要素の一つでしょう。

自身で興味をもって勉強することで教務経験はゼロでも経験はゼロではなくなります。ただし学習に関しては目的をもって行うべきです。

例えば

WEB系のエンジニアを目指していたけどサーバー言語を学んでいた

という状況ですと目指す方向を変えるのか、学習しなおしになるかを考え修正する必要が出てきます。

その為何のエンジニアを目指すかを決め、その職業に必要な情報を拾い必要な学習を行うことが重要になります。

エンジニアの技術はあなた一人ですべて把握することは不可能です。ましてや働く、転職の為ということであれば時間が無限ではないはずです。

効率よく進める為にも要点、必要な情報に絞り調べて学習する必要があります。

プログラミングについて

エンジニアに関してはプログラミングを書かない職業があるというお話をさせていただきましたが、ガッツリ書くのはプログラマーという職業になりましてそれ以外ではプログラムを書く機会もあまりないかもしれませんが、プログラムを読む機会はどのエンジニアもありますので全く知らないと問題があります。

プログラミングに関して触れたことが無い方はプログラミングに関して記事を書きましたので確認してみてください。

データベースについて

データベースはどのアプリケーションやサービスにも切り離せない存在となっております。データを保存することで企業は購入者の情報をリサーチし更なる戦略が可能になりますし、アカウントという概念があるサービスに関してはアカウント情報をシステム上で保存する必要がありますので、データベースは必ず存在します。

データベースについても実際に操作するエンジニアは限られていますが、エンジニアであれば必ずかかわるのがデータベースになりますので、知っておくべきミドルウェアの一つになります。

エンジニアの技術となるデータベースについては以下の記事を確認してください。

サーバーについて

サーバーに関してもシステムに欠かせないオブジェクトの一つになります。

先に紹介したデータベースなどもサーバーの上に構築して使うということになりますし、プログラミングができるようになってアプリケーションを完成させたとしても、インターネット上で公開して誰でも使えるようにするにはサーバーの中にプログラムを配置する必要があります。その為サーバーについてもどのエンジニアでも知っておくべき知識になります。

エンジニアの技術となるサーバーについて知りたい方は以下の記事を確認してください

クラウドサービスについて

クラウドという言葉が最近よく聞くと思いますが、クラウドサービスについては今からエンジニアを目指す方は知っておくべき技術になります。

現在は様々な事業者がクラウドサービスを提供しておりますが、その走りになったのがAWSというサービスでAmazonが運営しているクラウドサービスになります。

AWSの登場により、インフラ(サーバーやネットワークなど)をインターネットのブラウザで構築することができるようになったため、リモートでの作業ができるようになりました。

その前はサーバーやネットワークなどを購入し自社のサーバー室に構築するというスタイル(オンプレミス)を取っていましたが、現在ではクラウドサービスに乗り換えている企業もかなり増えています。

その為エンジニアの仕事もこのクラウドサービスを使った仕事が増えています。

クラウドサービスのAWSについて知りたい方は以下の記事を確認してください。

③未経験でエンジニアになるには環境を作ってみる

エンジニアという職種は技術職になりますので知識だけあっても務まりません。

プロジェクトマネージャーなどになれば実際に作ったりということはなくなり、管理のお仕事になりますが、プロジェクトマネージャーに関してもエンジニアからスタートしてまずは手を動かして経験を積むところからキャリアアップしています。


経験を積んだらスペシャリストか、管理職かを選択する機会が訪れるかもしれませんが、まずは技術が無ければ昇進や高い報酬を得てキャリアアップすることはできません。

その為未経験でエンジニアに転職する場合転職活動の際に実際に手を動かしたか?手が動く人なのか?ということを見られています。

すでにIT業界について勉強しているという方は次のステップでは自身のPCで開発環境を作って実際にプログラムやデータベース、サーバーに触れるということです。もしPCを持っていないのであれば購入した方がいいです。

今ではネットサーフィンくらいならスマホで何でも見れますのでPCを買わない方が多くいらっしゃると思いますが、しかしIT業界となると全く話が違います。エンジニアや営業の方も基本PCで仕事をします

就職してリモートワークができる業務だとしても自身のPCを使う機会もありますのである程度のスペックの物を用意しましょう。

ケチって貧弱なPCだとプログラムを動かしたり開発ツールを使うのもPCが悲鳴を上げてしまいストレスになります。(私は3年くらい前にHPで10万くらいのデスクトップを買って作業しています。当時オーダーできる最高のスペックでもこれくらいで買えました)

環境を構築しましたら簡単に取り組めることから手を動かしてみましょう。完全初心者の方が簡単に実際にコードを書くのなら、以下の記事にエンジニア初心者向けのコーディングについて書いておりますのでご確認ください。

html css

javascript

java

sql

④未経験でエンジニアになるにはググる癖をつける

エンジニアとして仕事をすると一日中ググります。

わかんないことがあればググって何とか解決するのがエンジニアです。私が教えていただいた方によく言われていたのはググる力をつけることがエンジニアのスキルとして成長する要素になると言われていました。

何か問題が起こった時や、これから何かを作らなくてはいけないときなどにググることが多くなりますが、その際にはエラーメッセージだけで検索するのではなく、よりヒットしやすいようにキーワードを考えて検索する必要があります。このググる力のセンスによって問題解決(仕事)のスピードが変わってきますので、是非意識してみてください。

業務についたら嫌でも調べることが多くなりますが、未経験の方は先ほど触れた自分の環境を作ってみる事で、エラーや失敗を起こすことで調べる機会が増えていきます。そして対策もわかってきますので是非環境作りにもトライしてみてください。

⑤未経験でエンジニアになるには独学する

環境を作ってエラーと戦い独学で学ぶことで、エンジニアとしての知識とスキルをゼロから増やすことは可能です。しかしこの業界では一つの技術を一生懸命独学で勉強しても、実際の業務では使っている技術のレベルが違います。

様々な技術を使ってシステムを作り上げていくので、独学で学習したからと言って実戦に使えるまでのスキルや知識を習得したとは言えません。

今ではネットのサービスでプログラミングの勉強ができたりしますが、商用システムは単純にプログラミングだけで出来ているわけではありませんのでプログラミングだけ勉強していても、実際に仕事をいただくことは難しいです。

プログラミングは手段になります。プログラムを使ってどうやってサービスを作り上げるかを考えた結果言語やミドルウェアやapiなどを使ってサービスを作り上げます。

独学で学ぶなら、一から環境を作って実際に企業が提供しているアプリケーションのようなモノを作れるところまでやらないとどのようにしてシステムを作っていくのかイメージがつきません。

書籍の中にはアプリケーションをハンズオンで作れる内容の物もありますが前提知識がある程度必要なこともありゼロからエンジニアを目指している方にとってはハードルが高いです。

例えば

  • 「データベースに関してはある程度操作ができるものとする」
  • 「linuxの操作がある程度できるものとする」

ということです。

書籍は学習には良いのですが、自身のレベルに合わせないと何がなんだかわからなくて挫折する可能性があります。

⑥未経験でエンジニアになるにはスクールも検討する

未経験でエンジニアになるにはエンジニアスクールの検討がおすすめです。

皆さん気になるのがコストだと思うのですが、独学で学ぶ場合でも学習コストは思った以上にかかります。

コストとしては、

  • 書籍代
  • ネットのサービス利用料
  • 学習コンテンツ利用料

などがあります。

そして一番のリスクとしては学習には時間がかかるということや挫折することが多いということです。独学からの挫折率に関してあるエンジニアスクールの調査では80%になるようです。

私も最初は独学から始めましたが、エンジニアの基本知識を勉強するというのはかなりの時間がかかります。ある程度の基礎知識が身についているのであれば独学の学習においても結果を出せますが

例えば

  • あなたはなぜインターネットで今このページが表示されることを説明できますか?
  • URLの意味やIPアドレスの意味はご存じですか?
  • ドメインやAPIについてあなたは意味をご存じですか?
  • サーバーやデータベースとプログラムがどうやって連携するかわかりますか?
  • そもそもサーバーって何?
  • そもそもデータベースって何?
  • HTMLって何?
  • 主なプログラミング言語は何?

ということに関してお答えできますか?

プログラミング以外でもエンジニアが学ぶことは多くると思った方も多いのではないでしょうか?

あなたがググって仕組みが理解できるのであれば問題ないと思いますが、実際の業務ではこれらの知識は前提として知っているものとしてみなされます。
私も独学ではここの部分に関しては知識が足りていませんでしたが、エンジニアのスクールであればこれらのWEBの基礎知識も網羅して学ぶことができます。

コストはに関してはスクールによっては無料で学習できるサービスもあります。学習時間と将来性を考えればエンジニアスクールを使うのがおすすめです。

スクールを使うメリットとしてはスクール出身者に対してのサポートが充実しており年収交渉も行ってくれる場所もあるということでしょう。場合によっては未経験で入社するよりも3万~5万の年収が上がることもありますので、エンジニアのスクールにの利用価値は大きいです。

またポートフェリオをスクールで作成し、自身で作成した作品をアピールすることで転職活動が有利になります。

エンジニアスクールに関しては以下の記事を確認してみてください。

⑦未経験でエンジニアになるには実際に使われるツールも使ってみる

エンジニアという仕事の仕事道具は実に様々あります。

仕事道具ってPCとマウスとキーボードとモニターでしょ?

って思われる方もいるかもしれませんが、実際の開発や、設計書などのドキュメントの整理には様々なツールが使われています。

文字を書くエディターというツールでも様々な会社から開発されており、機能も様々です。これらのツールを知っていることは現場では常識になります。これらのツールを使った経験があるのと無いのとでは、エンジニアとしてのスキルに差が生じます。

エンジニアが使うエディターやツールに関しては以下の記事を確認してみてください。

未経験でエンジニアになる方法まとめ 最後に

未経験でエンジニアになるためのステップについて紹介していきました。

プログラミングやIT知識に関する学習は時間がかかります。

プログラミングスキル・IT知識を最短で学習しプログラマーやエンジニアとして働きたいという方はエンジニアスクールやプログラミングスクールを使うことが現在では当たり前となっています。

以下のリンクにて無料から有料の「プログラミングスクール」「エンジニアスクール」についての情報をまとめて共有していますので是非参考にしてください。

この記事が参考になった、気に入ったと感じていただいた方はフォローとシェアをお願いいたします。

No tags for this post.

コメント 記事に関するご意見・ご感想・ご質問などお気軽にどうぞ!※メールアドレスは非公開です

タイトルとURLをコピーしました