【ITエンジニアには種類がある!?】もう転職で失敗しない!ITエンジニア毎の年収・仕事内容を徹底比較!

この記事は約16分で読めます。

ご存知の方も多いかもしれませんが、IT業界エンジニアの職種は多岐に渡ります。

エンジニアって言葉は聞くけどそういえば詳しく知らないなぁ

プログラマとかシステムエンジニアとか聞くけど仕事内容とか給料は同じ?

この記事ではこのような疑問に対して解説いたします。

IT業界は範囲が広く普段皆さんが目にされるWEBサービスなどはたくさんのエンジニアの手によって私たちが利用できるサービスとして運営されています。

この記事を書いております私は異業種からエンジニアに転職しましたが、転職活動の段階でエンジニアの仕事の種類や役割について知らないことが多かったので本記事にてまとめました。

このmoriblog(モリブログ)では筆者の経験を元にIT業界の情報や技術に関してIT業界初学者の方でもわかりやすい内容を心がけて発信しておりますので、読みすすめていただけましたら幸いです。

IT業界のプロジェクトはシステム構築から試験を経て運用という流れになりますが、その工程には様々なエンジニアが関わります。これらのフェーズでは分業になっていることも多くエンジニアの職種が多岐に渡るのはこの分業によって担当する仕事が変わる為ということになります。

当然担当する仕事が変わりますと必要なスキル、年収も大きく変わるのはみなさん想像できるのではないでしょうか?

IT業界未経験の方ですと、このようなことは自発的に調べないとわからない部分が多いと思いますが、もしIT業界に転職を目指しているのでしたら初期の段階でどのようなエンジニアの仕事があって、将来のキャリアやどれくらいの年収が得られるかを想像しておいたほうが良いです。この記事ではIT業界を検討している方の今後のキャリアについて考える機会を与えられれば良いと思い書きました。

数あるIT業界のエンジニアの中でどのエンジニアを目指すかの方向性を決める情報の一つとして参考にしていただけましたら幸いです。

この記事におすすめな方は・・・
  • エンジニアの種類はどんなものがあるのか知りたい
  • エンジニアの種類によってどのような役割があるのか知りたい
  • エンジニアの種類によって年収がどれくらい違うのか知りたい

※IT業界の情報について知りたい方は以下も合わせて読んでみてください。

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業界未経験だとシステムエンジニアとプログラマーしか知らないことも多い

みなさんエンジニアと言えばどんな職種を思い浮かべますでしょうか?

皆さんがご存知なのは、

という職業ではないでしょうか?

私もIT業界に入るまでは上記の二つの職業くらいしか知りませんでした。

しかし実際にIT業界に入りプロジェクトに参加すると、さまざまなエンジニア職の方々と仕事をすることになります。

エンジニア達はそれぞれ専門分野を持っておりプロジェクトのフェーズ毎にスキルを発揮してサービスを作り上げてくということが現場では見ることができます。

ここで初めて様々な役割のエンジニアがシステム構築には必要であり、ITのシステムは膨大な知識が必要であり世の中に出回っているサービスは一人では作り上げることはできないということがはっきりと理解できるタイミングでもあります。

IT業界はとにかく情報量が多すぎるので、一人でシステムの全てを把握するのは到底無理!

と感じることでしょう。

みなさんご存知アマゾンのAWS開発者であってもAWS全てのサービスについて知ってることはあり得ないと言っていました。

プロジェクトが大きくなると分業は当たり前のというのがITの世界です。

ITエンジニアの種類と年収

システムエンジニア

皆さんご存知システムエンジニア(SE)ですが、仕事内容まではっきりわかっている方は少ないかもしれません。プログラマと混同されがちですが、役割が違うのはご存知でしょうか?

システムエンジニア(SE)は上流工程を担当します。

上流工程というのはお客さんの要件を聞いてITシステム的に実現するための提案や設計の工程になります。

上流工程を担当しているシステムエンジニア(SE)は設計書を書いてプログラマに渡します。

そしてプログラマが設計書からプログラミングを行うのが開発工程となります。

ただシステムエンジニア(SE)はプロジェクトによっては上流工程だけではなく、下流工程にも携わることがあります。

システムエンジニア(SE)にはスペシャリストを目指すことで王道となるキャリアプランを歩むことができます。

これはどんな職種でも共通することですが、ある程度キャリアが積み上がってくると

  • スペシャリストとして技術を磨いていく
  • プロジェクトマネージャー としてのマネジメントスキルを磨いていく

という選択がをする時が訪れます。

システムエンジニア(SE)の資格としては

  • 応用情報技術者試験
  • システムアーキテクト
  • ネットワークスペシャリスト
  • オラクルマスター

などが推奨とされています。

システムエンジニアの年収

SEの平均年収は550.8万円となっています。

全体の平均年収が454.5万円なので、

SEの年収は比較的高い水準にあります 。

プログラマー

プログラマー(PG)はシステムエンジニアの作成した詳細設計を元にして、プログラミングを行い設計書の内容を実現します。

プログラマー(PG)はプログラミングだけでなく単体テストも行うこともあります。

単体テストは開発後の最初のテストであり、実際コーディングしたプログラムがバグがないかをテストする工程となります。その後は結合テスト、総合テストという流れを経て納品されますのでプログラマー(PG)自信が作ったプログラムがバグがないかを自身で確認することが単体テストになります。

キャリアパスとしては、プログラマー(PG)としてある程度経験を積んだ後、上流工程に携われるSEへとキャリアアップするパターンもあります。

その後は

  • プロジェクトマネージャー
  • スペシャリスト
  • ITコンサルタント

の道も存在します。

幅広い業界で需要が増え続けているプログラマーのキャリアパスは多様化しています。

資格としては

  • 基本情報試験
  • PHP技術者認定試験
  • Ruby技術者認定試験
  • Javaプログラミング能力試験

などのプログラミングに関わる資格が推奨されています。

プログラマーの年収

プログラマー全体の平均年収は414.6万円となっています。

これは、システムエンジニアの平均年収と比べると、約130万円程少ないことになります。

ただフリーランスの場合はスキルや経験によりますが年収が青天井となります。

データーベースエンジニア

  • Oracle
  • Microsoft SQL Server
  • mysql
  • postgresql

などのデータベースを扱い、最適なデータベースを開発・設計するソフトウェアエンジニアになります。

データベースはシステムにはなくてはならない存在であり、

などのサーバーサイドプログラムと連携し、

ユーザーが操作して得られた情報を加工や、編集、保存、削除などを行います。

データベースに関しては国家資格もありますので、データベースエンジニアを目指すのでしたら資格を取ることもオススメです。

資格としては

  • オラクルマスター
  • データベーススペシャリスト

などがあります。

データーベースエンジニアの年収

各技術者のスキルにより異なりますが、データベースエンジニアの30代における平均年収は、

500万円前後であると言われています 。

資格を取得すれば更なる年収が期待できるでしょう。

セキュリティエンジニア

セキュリティエンジニアはセキュリティに配慮した

  • システム設計
  • システム構築
  • システム運用
  • サイバー攻撃を未然に防ぐための調査・改善

などを行います。

仮想通貨の流出などニュースやサイバー攻撃などのニュースはご存知の方が多いのではないでしょうか?

インターネットの世界では様々な攻撃手法が生み出され、日々ハッカーがシステムの脆弱性を狙っています。

これからIT業界はますます新規参入企業が増えますので、セキュリティエンジニアは需要が増えると言われています

資格としては

  • CCENT(エントリー)
  • CCNA Securit(アソシエイト)
  • CCNP Security(プロフェッショナル)
  • ネットワーク情報セキュリティマネージャー(NISM)
  • 情報処理安全確保支援士

などがあります。

セキュリティエンジニアの年収

セキュリティエンジニア30代の平均年収は、

410万円と言われています。

資格を取得すれば更なる年収が期待できるでしょう。

ネットワークエンジニア

ネットワークエンジニアの仕事内容は、

  • ネットワーク設計
  • ネットワーク構築
  • ネットワーク運用・保守

になります。

ネットワークはIT業界にはなくてはならない存在であり、ネットワークが無ければシステムの利用が出来ません。

ネットワークエンジニアのおすすめの資格は

  • CCNA
  • Cisco

などがあります。

私の弟は、フリーターからスクールに通い上記の資格を取り、ネットワークエンジニアに未経験から転職しています。

ネットワークエンジニアのキャリアパスは、

  • ゼネラリスト
  • スペシャリスト
  • T字理論

があります。

ゼネラリストは、

Webネットワークに関して、この人に任せればひとまず問題が発生しても、十分に対処できるだろうと周囲に評価される人物

です 。

スペシャリストは 、

Webネットワークのある分野領域における卓越した専門技術や、知識を保持している人物像を目指すもので、ゼネラリストが対応できない状況や案件に対して適切に処理し、状況を解決させる事ができると評価される人物

です。

ネットワークエンジニアにおいてのT字理論とは、

広く浅い知識群を有している中に、非常な知識群を所有しているゼネラリストとスペシャリストを複合させた理論

となります 。

ネットワークエンジニアの年収

ネットワークエンジニアの 30代における平均年収は、

500万円前後であると言われています 。

資格を取得すれば更なる年収が期待できるでしょう。

インフラエンジニア

ネットワークエンジニアとサーバーエンジニアを合わせて、インフラエンジニアと呼ばれることもあります。

ネットワークエンジニアと、サーバエンジニアの明確な線引きは無いようです。しかしサーバーは構築しただけでは使えず、インターネットに公開する必要があります。そのためネットワークの知識も最低限必要でしょう。

サーバーエンジニアLinuxの技術は、ネットワーク機器にも通じるものがあり、Linuxが操作できれば操作がしやすいはずです。

サーバーエンジニアの資格としては

  • LPIC
  • オラクルマスター
  • CCNA / CCNP

などです。

現在ではawsと呼ばれるサービスが非常に人気で、インフラエンジニアはawsを使ってITインフラを構築する機会が増えました。awsも認定資格がありますので資格を取っておくと条件も良くなるでしょう。

インフラエンジニアの年収

インフラエンジニアの平均年収としては、

460万円と言われています

資格を取得すれば更なる年収が期待できるでしょう。

フロントエンドエンジニア

フロントエンドエンジニアは、Webデザイナーのデザインをもとに、

  • HTML
  • CSS
  • JavaScript(jQuery)
  • PHPの設計や実装
  • WordPressなどのCMS(コンテンツマネジメントシステム)構築
  • WordPressなどのCMS(コンテンツマネジメントシステム)カスタマイズ

を担当します。

webサイトのデザインに関わる HTMLの他に、CSSJavaScriptPHP 等のプログラミングを行います。

PHPサーバーの言語ではありますが、HTMLと親和性が高いのでバックエンドとの連携部分を、プログラミングすることもあるでしょう。

HTMLプログラミング言語ではありませんが、フロントエンジニアは必ず使いますので、理解しておくとよいでしょう。

資格としては

  • HTML5プロフェッショナル認定試験
  • Webクリエイター能力認定試験
  • CIW JavaScript Specialist

などがあります。

フロントエンジニアの年収

フロントエンドエンジニアの年収としては、

380900万円と幅広いです

仕事の範囲が広いので所持しているスキルによって年収は変わるでしょう。

組み込みエンジニア

洗濯機や炊飯器といった家電製品の中にも、「マイコン」と呼ばれる小型のコンピューターが搭載されています 。これらの制御に使うコンピューターの開発を行うのが、組み込みエンジニアになります。

使用言語はCやJavaが多いでしょう。

家電製品はに使用されるコンピューターは、処理能力・記憶容量ともに機器の制御に必要な最小限度の性能しか持たせていません 。その中でいかに処理を効率よく行えるかが、非常に難しく技術が必要になります。

組み込みシステムは、本来の制御には不要な操作や誤った操作がなされた場合でも、システムがエラーを起こして停止しないよう、あらゆる状況を想定してプログラミングをする必要があります。

組み込みエンジニアの年収

使用言語によって年収が変わるようで、

アセンブラの場合約550万円、C言語の場合約660万円 という相場のようです。

もちろんスキルによっても変動するでしょう

テストエンジニア

テストエンジニアとは、ソフトウェアやIT製品、電子機器などが正常の動きをするかどうかのテスト・検証・評価を行うエンジニアのことを言います。

複数のテストケースを実施していく中で、プログラムデータベースの設計ミス、プログラム中に潜んだエラー(バグ)を発見し、製品の品質を向上させることが目的です。

テストエンジニアは、テスターまたはQAエンジニアと言われることもあります。

経験の浅いエンジニアが最初に仕事を回されるのが、テストエンジニアであったりします。

テストの中でもテストコードと呼ばれる、プログラムのテスト自動化ツールなどもありますので、プログラミングの知識を生かす場面もあります。

会社や職場によってまちまちですが、ただひたすら画面を操作してバグを見つけたら起票するというような仕事から、テストコードやツールを使ったテスト自動化を構築する人まで様々です。

資格としては

  • 基本情報処理技術者試験
  • JSTQB認定テスト技術者資格
  • IT検証技術者認定試験(IVEC)

などがあります。

開発したシステムの最終的な品質に関わるので、最近ではセキュリティエンジニアとともに需要が高まっております。

テストエンジニアでキャリアを積むのであれば、テスト実施者から卒業して、ツールを使いこなすスペシャリストや管理職になるといいでしょう。


もちろんプログラマインフラエンジニアを目指しても結構ですが、会社によってはテストエンジニアから、他のエンジニアへのキャリアパスが用意されていないこともありますので、気をつけてください。

テストエンジニアの年収

テストエンジニアの年収は、

300万~400万円と言われております。

テストエンジニアの資格を取得しておくと年収も上がる可能性があります。

フィールドエンジニア

パソコンを使い慣れていない初心者のお客様が、インターネットにつなげられないなど操作に困っている場合は、フィールドエンジニアはリクエストに応じてお客様の元へと伺います。

そこで、操作方法の説明をしたり、ネット接続ができなくなっている原因を特定できたのなら、足りない機器を提供したり、代わりに必要なソフトウェアをダウンロードして、使用方法を説明します。

フィールドエンジニアの仕事は

  • 製品のトラブル解決製品のトラブル解決が、フィールドエンジニアのメイン業務になります。困っているお客様の元へ駆けつけて、あなたの腕一本でトラブルを解決します。機械に強くないお客様の前で、短時間でトラブルを解決すれば、感謝だけでなく尊敬の言葉をもらえることもあります。
  • 製品の設置サポートお客様が自身で製品の導入を始めることができない場合は、設置やセットアップのサポートを行います。
  • 製品のメンテナンスお客様に製品を安全に末永く愛用していただけるよう、保守点検を行うことも大切な業務です。
  • 製品の説明、営業見込み客に対して自社製品の説明を丁寧に行って、製品を導入した後の未来を想像してもらい、購入へと誘導します。顧客への製品説明業務が多いフィールドエンジニアは、「セールスエンジニア」と呼ばれることがあります。

資格としては

  • MCP資格

などがあります。

社会人としてのさまざまなスキルを、同時並行的に磨くことができる魅力的な職業、それがフィールドエンジニアです。


現場一筋で働くこともできますし、次のステップとしてプログラミングの腕を発揮するSEを目指すこともできます。もし、業務を通して対面販売のおもしろさに目覚めたら、営業職に転身するのもいいでしょう。

フィールドエンジニアの年収

フィールドエンジニアの平均年収は、

480万円と言われています。

この記事のまとめ

エンジニアへの転職やキャリアチェンジをする時にエンジニアの種類や特性を知っているのと知らないのとでは、今後のエンジニア人生が大きく変わります。

今回ご紹介させていただいたエンジニアの中にあなたの目指したいエンジニア職はありましたでしょうか?

目指したいエンジニアが見つかったらキャリアアップに必要な学習を行い転職したいですよね?

独学でエンジニアに転職をお考えでしたら、自分のPCでサーバープログラムデータベースを使いアプリケーションをインターネット上で公開することで、スキルの証明になりこの経験が転職活動に役に立つでしょう。

ですが独学でアプリケーションを作り誰でも見れるようにするのはハードルが高いですのでエンジニアのスクールを利用するのがオススメです。

プログラミングやIT知識に関する学習は時間がかかります。

プログラミングスキル・IT知識を最短で学習しプログラマーやエンジニアとして働きたいという方はエンジニアスクールやプログラミングスクールを使うことが現在では当たり前となっています。

以下のリンクにて無料から有料の「プログラミングスクール」「エンジニアスクール」についての情報をまとめて共有していますので是非参考にしてください。

未経験からエンジニアを目指す場合には業界情報や職種に関する情報、IT技術や用語など知るべきことが多くあります。以下の記事にて業界未経験のエンジニア職希望者が知るべき情報をまとめていますので是非見てみてください。

もしあなたが既にIT業界で活躍されている方で、キャリアチェンジを考えているのであれば転職エージェントを使うことはおすすめです。

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私も転職エージェントはかなり利用していますが、就業条件や企業の情報もかなり入ってきますし転職確立が上がりますのでお勧めです。

転職エージェントは無料で使えましてエージェントごとに持っている求人が違いまして、複数登録可能のため並行して利用している方が多いです。

条件の交渉や履歴書、職務経歴書の添削をしていただけるので個人で転職活動するよりも転職の成功率が上がり年収も向上が見込めますので、キャリアチェンジする場合は積極的に使ってみることをおすすめします。

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