【サーバーエンジニアの仕事と年収について解説!】 未経験エンジニアが知っておくべきエンジニアの職種

この記事は約10分で読めます。

未経験からITエンジニアに転職するにはハードルが高いと思われる方もいると思いますが、

そんなことはありません。

私は30歳の時に飲食業の異業種から転職を成功させてエンジニアに転職いたしました。

IT業界未経験ですと、業界に入るためには最低限の知識を自分で学び転職時にアピールする必要があります。

私が転職活動するにあたり、ネット上の情報で知識を集めましたが、

内容が初心者では理解しづらい部分がありましたので

今回ははエンジニア初心者の方でも サーバーについて理解がしやすいように書きましたので最後までお付き合いください。

今回の内容

・サーバーエンジニアとは?

・サーバーエンジニアの仕事内容

・サーバーエンジニアの必要スキル

・サーバーエンジニアの年収

という構成となっておりますので最後までお付き合いいただけたら幸いです。

※IT業界の情報について知りたい方は以下も合わせて読んでみてください。

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サーバーエンジニアとは?

これからIT業界を目指している方はもしかしたらサーバーを触っている方もいらっしゃるかと思いますが参考にしてください。

IT業界では ネットワーク上でデータを提供している側をサーバー

データを利用している側をクライアントと呼びます。

私たちが普段Webサイトを見たりメールを送ったりする際には、

クライアントからの要求に対して、

サーバーからデータファイル(画像ファイルやHTMLファイルなど)が送り返されています。

ECサイトやオンラインゲームにログインする際もサーバーとデータベースとプログラムの連携で機能が実現されています。

サーバーの役割をシンプルにまとめると、

ネットワーク上で、

サービスを提供するものである と言えますね。

サーバーを構築・運用する 職種が、

サーバーエンジニアです。

今回はサーバーエンジニアの仕事内容や求められるスキル、

平均的な年収についてご紹介します。

サーバーエンジニアの仕事について

サーバーの構築業務

サーバーエンジニアの仕事は、

大きく分けると2つあります。

1つはコンピューターシステムを運用するサーバー機器の構築作業

そしてもう1つはサーバーの運用・保守作業です。

構築作業では、

サーバー構成の設計を行います。

ネットワーク回線の通信速度や利用電源容量、

コストバランスが適当かなど、

プログラマーと相談しながら設定し、

運用しやすい構成を考えます。

また、

ラッキングと呼ばれる 薄型のコンピュータや通信機器などを、

専用の棚型の什器(ラック)に設置し、使用可能にする作業や配線等のも、

サーバーエンジニアにとって重要な構築作業です。

ラッキングとは、

サーバーラックにサーバー機を挿入して固定することです。

さらに、

OSやサーバーアプリケーションのインストール・設定なども重要な仕事です。

サーバーにはさまざまな種類があるため、

利用するサーバーに合わせたアプリケーションを選択し設定します。

サーバーエンジニアの仕事:サーバーの運用管理と運用監視・保守

サーバーの運用は サーバ運用管理とサーバ運用監視 があります。

運用管理

サーバ全体の構造や働きについての精査、

予見できる障害に対する自動復旧、

または遠隔復旧できるような仕組み構築など、

「サーバの継続的な安定稼働」のための業務のことを指します。

また、

すべての障害が自動復旧/遠隔復旧できるわけではありませんので、

そのため想定外、

あるいは原因不明の障害に対しては、

エンジニアが原因を調査・解明し、

手動による復旧作業を行うわなければなりません。

こうした業務もサーバ運用管理に含まれます。

運用監視

サーバ運用監視は「サーバが正常に稼働しているかどうか」の確認や、

「障害が発生しているかどうか」の通知などを指します 。

死活監視

死活監視とはシステムの外部からサーバに対して一定時間置きにPINGなどの信号を送信し、

正常な応答が一定時間内に返ってくるかどうかを監視することです。

サーバがダウンしているかどうか迅速に知ることがきるため、

サーバ運用監視に欠かせない監視となっています。

トラフィック監視

トラフィック監視とは、

ネットワーク上を流れるデータ量(トラフィック)を監視することです。

トラフィックが増加傾向にあることを検知すればネットワークを分割したり、

機器を増設したり、

あるいは不適切な情報を遮断するなどの対策をとることにより、

障害を未然に防ぐことができます。

ネットワーク監視

ネットワーク監視とは、

何らかの理由でネットワークの異常な遅延や接続障害が発生した場合や、

障害が発生しそうな予兆を早期に発見するための監視です。

例えば、

アクセス数の急増によりサーバが情報を処理しきれなくなる場合や、

ネットワーク機器の不調、

ケーブルの物理的断線などもネットワーク監視の対象となります。

ネットワーク監視の方法としては、

外部から定期的にサーバに信号を送り、

一定時間に正常な応答があるかを監視する方法などが一般的です。

ログ監視・ログ管理

ログとは、

サーバが行った処理や検知した出来事を時系列とともに記録したデータです。

そのサーバの履歴ともいうべきもので、

何らかの障害が発生したとき、

ログを丹念に追跡していくと異常が発生した正確なタイミングやその原因をつかむための重要な資料となります。

ログは膨大なデータであり、

正常稼働しているサーバのログを人間が常時監視し続けることはほぼ不可能です。

そこでソフトウェアや外部サービスなどを利用してログを随時解析させ、

異常を意味する文字列の発生や、

通常ではみられないようなパターンのログを発見した際に管理者に通知するのが「ログ監視」です。

また、

ログ管理とは、

このようなログ監視を含め、

ログをどのくらいの期間保存するか、

あるいはどのようなログを発見した際に障害の予兆と判断するかなどのルールづくりなど、

ログの取り扱い全般を管理する業務となります。

保守作業


保守作業は、

サーバーを実際に運用しながら、

その時々の状況に応じて変更を加え、

管理していく業務です。

サーバーに何か障害が起きてしまった場合には、

障害の原因を探り、

再び問題なく運用できるよう復旧作業を行います。

また、

サーバーが攻撃されていないかの確認や日々のメンテナンスも、

重要な作業の一つです。

障害を未然に防ぎ、

サーバーの状態を良好に保つことが、

サーバーエンジニアに求められています。

このようにサーバーエンジニアは、

コンピューターシステムを陰ながら支えるという大きな役割を担っています。

サーバーエンジニアに必要な能力と将来性

サーバーエンジニアは、

担当するサーバーの種類によって必要な知識やスキルが異なります。

サーバーの種類としては主に

データベースサーバー

Webサーバー

アプリケーションサーバー

ファイルサーバー

クラウドサーバー

バッチサーバー

プロキシサーバー

などが挙げられます。

どのサーバーを扱う場合も、

OSの知識ネットワークセキュリティの知識は必要でしょう。

アプリケーションサーバーの場合は上記の知識に加えて、

アプリケーション開発の知識や技術も必要になるでしょう。

近年はネットワークのクラウド化が進み、

自社にサーバーを置かない企業も増えました。

クラウドとしてはAWS( アマゾン ウェブ サービス )が近年では非常に人気になっております。

AWSではサーバーの構築が実際にサーバー室に行かずともできてしまうので従来より短時間で初期費用を抑えてサーバーの運用をすることができます。

ただし今ままでの知識だけではなく、

日々進化するAWSのサービスについていく勉強がこの先必要になってくるでしょう。

クラウドならではのセキュリティ対策も学ぶ必要もあります。

関連記事:AWSとは

サーバーエンジニアの平均年収

サーバーエンジニアの平均年収は

20代で370万円

30代は490万円

40代は590万円

というデータがあります。

これらは平均年収であるため、

契約形態やスキルによって金額は大きく変ります。

最近ではフリーランスエンジニアも多く見かけるようになり、

フリーランスエンジニアの収入に関しては上記の収入を超えるでしょう。

Web・IT初心者の方で、

サーバーエンジニアを目指す方は、

基本情報技術者試験やITパスポートを保有していると就職・転職活動時に有利なことがあります。

今日、

サーバーエンジニアに求められる知識技能は単なるサーバー構築や保守・運用に留まらないことから、

幅広くITの知識を身につけておくことがアピールポイントになります。

IT業界を知るにはエンジニア向けのスクールに通うことも選択肢の一つとして考えられるでしょう。

下記エンジニアのスクールについて記事を書きましたので参考にしてください。

関連記事:エンジニアスクールを使って転職を成功させる方法

また自分はAWSを使った経験から仕事をいただくことができました。

企業としてサーバーエンジニアを目指すのであればAWS(アマゾン ウェブ サービス)のアカウントを作成し、

最初の一年は無料枠がありますので主要なサービスをいじってみることをオススメいたします。

さらに高い年収を目指したい場合は、

経験を積んだ上で、

ネットワークエンジニアとしての役割を並行して担う方法があります。

ネットワークエンジニアは、

ネットワークインフラの設計・構築や保守管理を中心とした作業を行う職種です。

CCNAやCCNPなどの専門の資格を取得すればスキルの証明となるため、

さらなる年収アップも狙えます。

AWSに関しても認定資格がありますのでこちらも取得しておくと年収アップにつながるでしょう。

AWS認定資格

もしエンジニアで高収入を目指したいのであれば転職時から勝負になります。

関連記事:転職エージェントを使ってみた

サーバーエンジニアの仕事と年収は? 終わりに

いかがでしたでしょうか?

プログラムと違い自分でなかなか環境を用意することは難しいですが、

レンタルサーバーやAWS

dockerなどを使えば独学でもサーバーの経験が積めるでしょう。

実際のプロジェクトですと何か問題があったらビジネスの損害が出ますので、

賠償金という話にもなりかねません。

実際にプロジェクトに参加される前にしっかり勉強しておきたいところですね。

エンジニアの職業はサーバーエンジニアの他にもさまざまあります。

サーバーエンジニア以外のエンジニアの情報も記載しておりますので参考にしてください。


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プログラミングスキル・IT知識を最短で学習しプログラマーやエンジニアとして働きたいという方はエンジニアスクールやプログラミングスクールを使うことが現在では当たり前となっています。

以下のリンクにて無料から有料の「プログラミングスクール」「エンジニアスクール」についての情報をまとめて共有していますので是非参考にしてください。

未経験からエンジニアを目指す場合には業界情報や職種に関する情報、IT技術や用語など知るべきことが多くあります。以下の記事にて業界未経験のエンジニア職希望者が知るべき情報をまとめていますので是非見てみてください。

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