日本で食べれるいちごは冬から春が食べごろになります。
いちごのショートケーキなどにも使われ日本人であればいちごは馴染みのあるフルーツではないでしょうか?
日本のいちごは春が過ぎ夏になれば、市場に出回らなくなります。
パティシエ経験のある方であればご存知だと思いますが、夏場などは、日本のいちごではなくアメリカから輸入されているストロベリーを使ってスイーツを作っています。
アメリカ産のストロベリーは防腐剤や農薬などが多く使われており、水で洗浄して使うことが業界内では暗黙の了解になっています。
対して日本産のイチゴは水で洗うことはほとんどありません。
水で洗ってしまうと傷んでしまうことから、洗うにしてもさっと水にさらすくらいでしょう。
日本のいちごは産地によって様々な種類のイチゴが作られ愛されています。
ヘタの部分を取ればそのまま食べられるのが国産いちごの特徴の一つだと思いますが、アメリカ産のいちごはヘタの部分が大きい根があるのでパティシエが使う際はヘタをナイフでくり抜いて使用します。
味は大味で硬いアメリカ産のストロベリーですが、コストは国産のものに比べて抑えることができ、丈夫であり、ジャムやピューレなどの加工品に使われることが多いですが、店頭で見かけるスイーツが旬の時期を迎えても国産ではなくアメリカのストロベリーだと少しがっかりします。
日本のいちごはブランド意識が高く、栃木のとちおとめや、福岡のあまおうなど人気の銘柄があります。対してアメリカのいちごに関しては、使用する側としては品種を意識することはないと思います。
ストロベリーはストロベリーです。
最近では真っ白いいちごも市場に出回ることもありやはり人気の品種を作ろうと一生懸命に品種改良を行っているということでしょう。
日本のいちごの中でもダントツで知名度が高いのは”とちおとめ”や”あまおう”だと思いますが、少し前から高級いちごとして知名度が上がったのが”スカイベリー”になります。

栃木の高級いちごスカイベリー

“いちご王国とちぎ”から誕生した新品種「スカイベリー」がすごい。スカイベリーの実は大果できれいな円錐形、糖度と酸度のバランスが良く、ジューシーでまろやかな味わい。さらに育てやすいという最強のいちご。食べた人の反応も上々です!
通販サイトを見てもなかなかの値段がします。
相場としては2パックで3000円から4000円くらいでしょうか。
おそらく地元のスーパーなどでも見かけることがほとんどないのがスカイベリーだと思いますので入手するには配送してもらう必要があるでしょう。
そんな高級いちごで入手難度が高いスカイベリーですが、先日HISのバスツアーでスカイベリー狩りができるプランがありまして、参加してみました。
スカイベリー狩りができるHISのバスツアー
スカイベリー狩りができるバスツアーは大体8000円前後の金額で参加することが可能です。
どのツアーもスカイベリーだけではなく、他の観光とセットになっていますので、スカイベリーだけでも2パックで4000円前後することを考えると結構お得感があると思います。
自分たちの参加したツアーは
新宿発→
昼食は麦豚を使ったとんかつ→
イチゴの里にてスカイベリー狩り→
佐野アウトレット→
あしかがフラワーパーク→
帰宅
というツアーでした
昼食のとんかつは福よしというお店でボリューム満点のとんかつをいただきました。
佐野アウトレットではティファールの圧力鍋が格安で手に入ったのが収穫でした。
非常に大きいアウトレットで人でにぎわっていました。
あしかがフラワーパークのイルミネーションは素晴らしかったです。
スカイベリー狩り以外の予定をチェックしてみて気になるコースがあれば参加してみる事で満足行くツアーになるでしょう。
イチゴの里でスカイベリー狩り
いちご狩りは幼少のころに行ったきり行ったことはなかったのですが、大人になってから行くとまた新鮮な気持ちになります。

イチゴの里から数分歩いた先にビニールハウスが見えてきます。
ここでスカイベリー狩りができるようになっています。
この時はビニールハウス3か所を貸し切りにしてくださいました。
写真のように赤いイチゴからまだ白いイチゴまで様々な成長過程のイチゴを見ることができます。

普段見ることのないイチゴの花や葉っぱも見ることができ非常に新鮮でした。



イチゴがデリケートなこともあり、クッションが引いてありイチゴを作られている方の愛を感じます。
バスガイドの方に言われていたのはイチゴをいただくときはへたの部分を指の間に挟んで手首で杭っと引くいてイチゴをいただくことで苗自体にダメージを与えずいただくことができるそうです。
せっかく大切に育てられていますから、また赤いイチゴを作れるよう、気を付けていただきたいですよね。
スカイベリー狩りは30分間で自由にいただくことができます。
練乳はありません。
とちおとめは結構酸味が強かったりすると思いますが、スカイベリーはかなり甘いです。
練乳は必要はないと感じました。
マイ練乳を持ってこられている方も見ませんでしたよ。
美味しいスカイベリーの見分け方

サイズは結構大きめです。
大きいですが、形が悪いということはなく、そのままスイーツの飾りとして使える粒の良さになります。
写真のようにへたに近い部分が赤いスカイベリーを食べるのが全体的に甘いスカイベリーになります。
へたの付近が白いスカイベリーはその部分は、少し固めで酸味が強いです。
その場合はへたに近い部分から食べ進めることで、口の中で酸味から甘みに代わりますのでバランスよくいただくことができるでしょう。
バスガイドさんが注意していたのは先端の赤い部分だけ食べてへたの白い部分は残して捨てるという方がいるようで、それはやめて欲しいと言っていました。
実際私が参加した時にも最後にへたなどを捨てるのですが、白い部分だけ残している方が結構見受けられました。
美味しいところだけ食べたい気持ちはわかりますが、
なるべく自分が食べきれるイチゴをいただくようにしたいですね。
イチゴの里 レストラン
イチゴの里にはお土産も充実しています。
他のツアーである豚とオリーブというバーベキューレストランもここイチゴの里にあります。
アンジェ・フレーゼというレストランもありここではスカイベリーを使ったパンケーキなどの贅沢なイチゴスイーツを味わうことが可能です。
※ (11月下旬~5月頃までの期間限定)
イチゴの里 お土産
イチゴの里ではお土産も充実しています。
スカイベリーもパックで購入することが可能でした。
自分が気に入ったのはスカイベリージャムです。

製菓の業界ですと、自家製ジャムジを作る際には、安価な冷凍イチゴや、飾りには使えない形が悪いイチゴを用いて作られますので、通常で購入すると単価の高いスカイベリーを使ったのジャムというのはなかなか買える場所が少ないでしょう。
そういった意味では希少価値が高いと思います。
実家へのお土産として購入させていただきました。

美味しそうなスイーツとしてはスカイベリーガトーショコラです。こちらも現地もしくは通販でないと購入することがむずしい商品になります。
スカイベリージャムを使ったガトーショコラは間違いない!
上記以外の人気商品としては”畑の苺のバームクーヘン”と”いちご畑のチーズケーキ”です。


バームクーヘンは試食がありましたので、いただきましたが非常にイチゴの風味がしっかり出ていてイチゴ好きにはたまらないバームクーヘンです。
他にもイチゴを使ったマドレーヌなどもあり、マドレーヌは奥さんが購入して実家へのお土産にしていました。
苺の里のお土産はイチゴを使った焼き菓子や加工品が多くみられます。
畑で作った苺を大切にして、無駄なく使っていることが感じられました。またフレッシュの苺とは違ったイチゴの美味しさに出会うことができるでしょう。
イチゴ好き歓喜!高級いちごのスカイベリー食べ放題のバスツアーに行ってきた。最後に
いかがでしたでしょうか?
スカイベリー狩りに行って見たいと思いませんか?
いちご狩りの中でもスカイベリーをいただくことができるツアーに行くことができてとても充実した一日を過ごすことができました。
日本の苺はビニールハウスで環境管理されているとはいえ、旬があり期間限定にはなります。
そのためもし興味がある方はタイミングを逃さないよう気を付けてください。
自分はHISのツアーで今回参加しました。
HISのホームページにてスカイベリー関係の特集は組まれておりまとめられています。
※以下のリンク参照
スカイベリー狩りが含まれているツアーは複数あり、ご自身で興味があるスポットが含まれているスカイベリー狩りのツアーに参加してみる事をお勧めします。
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