大阪は好きで今まで4回程観光をしていますが、その度に大阪の本場のお好み焼きを食べて帰ってきてないなぁといつも思っていました。
いつも見つけやすくて入りやすいお店ばかりに入ってしまうので、なんだかんだ関東に戻ってみると、関東でも存在していることも多々あります。
今の時代はある程度チェーン店で大きくなると関東だろうが関西だろうがどこでも見かけるというパターンが多いのではないでしょうか?
なので当然関東以外の方が関東に来て観光しても、景色は違えども、商業施設に入っているショップや飲食店などはあまり目新しさを感じないのではないでしょうか?
関東限定!
関西限定!
を体験したいのであればある程度アングラな場所に赴かないとこの経験を得ることは難しいのではないでしょうか?
今回の旅行では多少アンダーグラウンドな世界に行っても美味しい大阪のお好み焼きを食べたいというのが目標の一つであったため、普段いかない場所をうろつくことにしました。
新梅田食堂街
梅田駅周辺を散策しているといかにもアンダーグラウンドへの入口のような看板が見えました。
大阪で一番カンパイが似合う街 新梅田食堂街
この中であれば美味しいお好み焼きに出会えるということを信じて、意を決して中へと進みました。
新梅田食堂街とは
新梅田食道街(しんうめだしょくどうがい)は、大阪市北区角田町にある飲食店街である。JR大阪駅東側の阪急百貨店と阪急大阪梅田駅の間の、東海道本線および大阪環状線のガード下に存在する。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
歴史
1950年(昭和25年)12月15日、旧国鉄施設退職者に対する救済事業として開業。高架下を2階建てにしているため、天井も通路も狭隘な空間である。狭い通路に色々な飲食店が並んでいるところから、立ち飲みバー「北京」の初代当主である齊木信孝が「食堂街」ではなく「食道街」と命名した。「新」を冠する理由は諸説あり、国鉄の高架下を間借りしているため私鉄の駅名をそのまま名乗ることは憚られたという説や、戦後復興のなかで梅田の新たな活力となることを願ったという説などがある。
開業当時は18店であったが、6年後の1956年(昭和31年)には既に40店が軒を連ね、流しが集まる賑やかな飲食店街となっていた。その後、1969年(昭和44年)の阪急梅田駅移転や1970年(昭和45年)の日本万国博覧会(大阪万博)開催もあって、新梅田食道街は活況を呈した。
現在では和・洋・中の専門店から立ち飲み屋、ファストフード店まで約100店の飲食店が入居している。新梅田食道街にあるマクドナルド新梅田店は、1985年(昭和60年)から1987年(昭和62年)まで年間売上げ3年連続全国1位を獲得したこともある、日本有数の繁盛店として知られる。
開業
1950年(昭和25年)12月15日。
元々は旧国鉄時代の施設関係の退職者に対する救済事業として設立された。飲食店は素人ばかりながら、くいだおれの大阪なら何とかやれるのではないかと、すでに営業されている2、3の玄人店にも参加を願い、その指導を仰ぎながらのスタート。店舗数
開業当時は18店、現在では約100店舗が営業中。
由来
なぜ「新梅田」?
1950 年(昭和25 年)12 月15 日。
イメージとしてはここは梅田のど真ん中。どうして「新」なのかは諸説有り、今となってははっきり覚えている人はいませんが、次の説が有力。昭和25 年頃と言えば、まだ戦後の混乱期。しかしこの周辺は大阪の中心地として復興も急ピッチという時代です。
梅田は北を代表とする地名で、地下鉄・阪急・阪神の駅名でもあります。その中で「梅田」と名付けるとかなり広い地区を意味し、この食道街の所在地を特定しにくいこと。また、国鉄大阪駅の高架下を借りているのに、「梅田」は付けにくいという駅名への遠慮。
また、早く元気な梅田を取り戻し、新しい梅田の活力となる、みんなが気さくに楽しめる飲食の場をとの願いを込めて…などなどから「新梅田」となった。
※実際には、この時代の梅田と言えば、阪急百貨店(御堂筋側のみの建物で8 階建て)と、3 階建ての阪神百貨店、それと国鉄大阪駅で取り囲む一帯という地区イメージが強かった。
阪急電車の梅田駅はこの当時は、現在の百貨店横の広いコンコースがホームであり、国鉄線の下を通って発車していた。
この位置関係からすると、新梅田食道街はやはり梅田といっても端っこという感が強く、何らかの遠慮があって「新」を付けたのではないかと…。
蛇足ながら、梅田地下センター(現ホワイティ・ウメダ)が開業したのは1963 年(昭和38 年)11 月。この前後からまさに地下街時代を迎えることになるが、昭和25 年当時はまだ地上の時代である。なぜ「食道街」?
普通なら食「堂」街ですね。一つ屋根の下で同じ事をするのが「堂」。ここはいろんなものを食べさせ、飲ませる店が、狭い通路に並んでいる。だから「道」なのだと、今は亡き北京の先代当主・齊木信孝氏の命名によります。
懐古
開業当時の上客
まだ貧しい時代で、毎日のように飲むことが出来る様な人はまずありません。苦しいスタートの中でありがたかったのは、その当時のお客さんのほとんどが、国鉄大阪駅からの流れ、すなわち旅行客であったことです。地の利に恵まれたことが何よりの救いでした。流し全盛時代
開業6年後の1956年(昭和31年)には40店となり、この食道街が賑わうにつれ、流しの人がもてはやされるようになりました。
ギター、アコーディオン、三味線、尺八、大正琴の音にあわせ、客のどんな注文でも歌いこなすという、名人芸の流し全盛時代でした。
「銀座カンカン娘」「長崎の鐘」「水色のワルツ」「白い花の咲く頃」「桑港のチャイナタウン」「夜来香」「東京キッド」「越後獅子」等々、現在はカラオケなど、自分が歌って楽しむ時代ですが、この頃は上手な人の歌を、手拍子とともに聞き惚れるという時代でした。
昭和45年と言えば分かりにくい方も多いでしょうが、1970年・・・そう、日本万国博覧会の開催された年です。
この前年に阪急電車梅田駅の神戸線・宝塚線が現在地に移転し(京都線は昭和46年)、わが食道街の北側が新駅の玄関口といった様相になっていました。
このおかげでお客様も増えていたときに、万博の開催でその見物客が日本全国から大阪駅へ集まるという事態になり、食道街も通路まで満員盛況の毎日が続きました。
新梅田食堂街 に行列ができるお好み焼き屋さん発見
新梅田食道街についたのは19時過ぎでした。全体的にお客さんも多くいらっしゃり、看板を見て想像していた以上に飲食店が多かったです。
その中でもSakuraというお店が一際繁盛しているように思えます。
見ての通りになりますが、お客さんは奥まで並んでおりました。Sakuraはここだけではなく3件ありました。
30分くらい待ってカウンターに着席。目の前では忙しそうに超絶なスピードでお好み焼きと焼きそばを作っています。
カウンターの目の前に鉄板が引いてあり出来上がったお好み焼きや焼きそばはこちらの上に乗っけられるシステムのようです。
丁度保温される温度になっているようで、後半も焼きそばがこびりつくことなく美味しくいただけました。
玉子ぶっかけ焼きそば
ぺったんこ
ぺったんこは値段の割にかなりボリューム満点でネギいっぱいで中はトロトロで美味しかったです。
玉子ぶっかけ焼きそばも半獣卵で味が薄くなることを計算して卵の上に追いソースをかけられており計算された料理を提供しているという印象でした。
隣には自分たちと同様に観光に来た方なのか、自分たちと同様なれない感じで美味しそうにお好み焼きと焼きそばを食べられている女子2人組がいました。
お酒と一緒に美味しいお好み焼きと焼きそばを食べるという贅沢な時間を過ごすことができました。
お好み焼きと焼きそばを作ってれる方は気遣いも良くしてくれて、トッピングに関してもマヨネーズや青のりの有無等も忙しい中聞いてくれます。
ここであれば女性としては入りづらい新梅田食堂街であっても食事しやすいのではないでしょうか?
お好み焼きSakuraはお持ち帰りも可能です。テイクアウトしたい旨を店員さんにお伝えすれば、出来上がりの時間を伝えられるので会計後時間までプラプラして時間になったら取りに行くことが可能です。
大阪観光行くなら絶対行くべき!新梅田食堂街の人気お好み焼き屋 最後に
自分たちも最終日 お好み焼きSakura にリピートして帰りの新幹線の中で大阪の味を噛み締めていました。
今回はスタンダートな焼きそばと
豚玉をいただきました。
テイクアウトでも美味しいですので、最後まで大阪を楽しみたい方は お好み焼きSakura でテイクアウトをしてみるのはいかがでしょうか?
お好み焼きSakura
昔ながらのお好み焼き。これがホンマの大阪名物
休日になると新梅田食道街の通路に行列ができている。そこはお好み焼きの人気店「お好み焼きSakura」。
創業50年の歴史を持つこのお店は、平日こそ長年の常連客が多いが、休日には観光客でいっぱいとなる。メニューはお好み焼きを中心に、焼きそば・焼きうどん、ねぎ焼き、鉄板焼きと種類が豊富。
人気メニューの一つが「ミックス玉子」。ブタ・イカ・エビ・タコ・玉子が入ったボリューム満点のお好み焼きは、生地に山芋を使っており、外がカリッと中はふんわりジューシーな味わい。
Sakuraの人気の秘訣は、「この昔ながらのシンプルなお好み焼き」と店長。その他にも、半熟卵を乗せた「玉子ぶっかけ焼きそば」やふんわり生地の中のネギと牛スジの相性が抜群の「ねぎ焼きすじ」など、常連から観光客rまで一度食べたら忘れられぬ味は何度も訪れたくなること間違いないし!
店舗名 | お好み焼きSakura |
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電話番号 | 06(6364)7521 |
平均予算 | 1,500円~2,000円 |
昼営業・夜営業 | 昼営業夜営業 |
席数 | テーブル7席 カウンター10席 |
喫煙可否 | 分煙 |
予約可否 | 可 |
カード利用可否 | 不可 |
個室 | 無し |
テイクアウト | 可 |
大人数 | 可 |
営業時間 | 11:00〜23:00 |
定休日 | 無休 |
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