Technics最新ワイヤレスイヤホン「EAH-AZ80」レビュー

イヤホンランキング1位として、テクニクスのEAH-AZ60の発売から約2年、ついにテクニクスから最新の話題作、EAH-AZ80が登場しました。これをずっと待っていた人々が多く、楽しみにしていました。今回のモデルは、EAH-AZ60の音質、ノイズキャンセリング、概要などを向上させ、前作の弱点も克服しています。さらに、業界初の三大同時接続が可能ということで、このEAH-AZ80を先行レビューする機会をいただきました。この記事では、テクニクスの最新ワイヤレスイヤホンEAH-AZ80の特徴や利点について詳しく紹介します。

テクニカル仕様のアップグレード EAH-AZ80は、前作EAH-AZ60と比較していくつかのテクニカル仕様でアップグレードが行われています。まず、Bluetoothバージョンが新しく5.3にアップグレードされ、ドライバーには10mmのアルミニウム振動板が採用されました。興味深いことに、このアルミニウム振動板は、テクニクスのフラグシップモデルであるTZ700にも使用されており、高音質を実現しています。

また、音響技術としては、前作同様にアコースティックコントロールチャンバーとハーモナイザーが搭載されていますが、新たにダイレクトモードにも対応しました。これにより、サウンドモードをオフにしても音質の劣化が少なく、より高音質な音楽体験を提供しています。

バッテリー寿命と充電オプション EAH-AZ80のバッテリー寿命は、前作と同様に7時間で、充電ケースを含めると最大24時間の再生時間を提供します。充電ケースは、ワイヤレス充電に対応しており、充電がさらに便利になりました。また、充電ケースを開封した後、LEDが追加され、イヤホンが正しく収納されているかが一目で確認できるようになりました。

耐水性と自動装着検出 EAH-AZ80は、IPX4の耐水性を備えており、スポーツやアウトドアでの使用にも適しています。さらに、自動装着検出機能も追加され、イヤホンを耳から外すと再生が自動停止し、装着すると再生が再開されます。この機能は、使い勝手を向上させ、バッテリーの節約にも役立ちます。

ノイズキャンセリングとマイク性能 EAH-AZ80のノイズキャンセリング効果は、前作EAH-AZ60よりも中高域の遮音性が向上しており、外音取り込み機能もフィードフォワードマイクの性能向上により、周囲の音がより明瞭に聞こえるようになりました。マイク性能も進化し、発売検知マイクとアルゴリズムの改善により、高品質な通話が可能です。

マルチポイント機能 最後に、EAH-AZ80は業界初の三大同時接続が可能です。これは、3つのデバイスに同時接続し、切り替えることができる便利な機能で、複数のデバイスを使い分けるユーザーにとっては大きなアドバンテージです。

まとめ テクニクスの最新ワイヤレスイヤホンEAH-AZ80は、前作EAH-AZ60の優れた特徴を継承しつつ、さまざまな面でアップグレードされています。音質、ノイズキャンセリング、マイク性能、充電オプション、耐水性、自動装着検出、マルチポイント機能など、多くの点で改善が見られます。これにより、ユーザーはさらに高品質な音楽体験を楽しむことができ、多くのシナリオで便利に使えるでしょう。EAH-AZ80は、2023年のイヤホン市場で注目の製品となること間違いありません。