今回は、ソニーのWF-1000XM5とテクニクスのEAH-AZ80を比較し、どちらが購入に値するかについて考察します。これらのワイヤレスイヤホンは、多くの機能と高い性能を備えており、どちらも優れた製品ですが、さまざまな要素を比較してみましょう。
付属品
WF-1000XM5とEAH-AZ80の付属品の比較は以下となります。
WF-1000XM5 | EAH-AZ80 |
イヤーピース:(SS、S、M、L 各2) 充電ケース USB Type-C(TM)ケーブル 保証書兼取り扱い説明書 | USB充電ケーブル:約0.2 m (入力:USB Type-C 形状、出力:USB Type-C 形状) イヤーピース: XS1、XS2、S1、S2、M、L、XL 各2個 (Mはイヤホンに装着) |
価格比較:
まず、価格を比較しましょう。現在、テクニクスのEAH-AZ80は36,000円前後で販売されており、一方、ソニーのWF-1000XM5は通常価格で41,800円前後です。価格に関して言えば、テクニクスが手頃な選択肢です。
WF-1000XM5 | EAH-AZ80 |
通常価格 41,800円 ※セールやキャンペーンなどにより価格は変動 | 通常価格 36,000円前後 ※カラーの選択やセールなどにより価格は変動 |
価格は時期により変動しますので下記リンクからご確認ください。
またAmazonではセールを実施していることもありますので要チェックです。
スペック
スペックの比較は以下となります。
スペック | WF-1000XM5 | EAH-AZ80 |
ドライバーユニット | 8.4mmの新ドライバーユニット 「ダイナミックドライバーX」 | アルミ振動版 10mm新素材&大口径ドライバー |
質量 | 約 5.9 g x 2 (イヤーピース(M)含む) | イヤホン:約7 g(片側のみ:LR同値) 充電ケース:約50 g |
電池持続時間 | 最大8時間 (NCオン) 最大12時間 (NCオフ) | 約24 時間(ノイズキャンセリングON、AAC) 約23 時間(ノイズキャンセリングON、SBC) 約16 時間(ノイズキャンセリングON、LDAC) ※上記イヤホン本体+充電ケース含む |
充電時間 | 公表なし | イヤホン:約2.0 時間 充電ケース:約2.5 時間*3 イヤホン+充電ケース(同時充電):約3.0 時間*3 |
Bluetooth | Bluetooth標準規格 Ver.5.3 Bluetooth標準規格 Power Class 1 周波数帯域:2.4 GHz帯 (2.4000 GHz – 2.4835 GHz) 対応プロファイル: A2DP, AVRCP, HFP, HSP, TMAP, CSIP, MCP, VCP, CCP 対応コーデック:SBC, AAC, LDAC, LC3 | 周波数帯域:2402 MHz~2480 MHz 対応プロファイル:A2DP、AVRCP、HSP、HFP 対応コーデック:LDAC、SBC、AAC |
*3:USB充電時。
ノイズキャンセリング性能:
両製品はノイズキャンセリング性能に優れていますが、ソニーのWF-1000XM5は特に強力なノイズキャンセリングを提供しています。ノイズキャンセリング性能に関して、テクニクスは8点、ソニーは9.8点(10点満点)と評価されています。特に、ソニーのWF-1000XM5は飛行機などの騒音環境でも非常に優れたパフォーマンスを発揮します。
WF-1000XM5 | EAH-AZ80 |
統合プロセッサーV2と、高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN2eにより、ハイレベルなノイズキャンセリング処理、音質信号処理が可能。 デュアルフィードバックマイクとフィードフォワードマイク、片耳3つずつのノイズキャンセリングマイクを搭載し圧倒的ノイズキャンセリング性能を実現。 WF-1000XM4比でさらに20%のノイズ低減を可能。 | 独自のデュアルハイブリッドノイズキャンセリングを搭載。 フィードフォワード方式で、高次フィルターによる精密なデジタル演算処理を実施。 フィードバック方式は、遅延が少ないアナログ制御により精度を高ている。 2つの方式と、デジタルとアナログ制御の組み合わせにより、業界最高クラスの優れたノイズキャンセリング性能を実現。 さらに、EAH-AZ80では、外側のフィードフォワードマイクの性能が向上し、さらに周囲音の低減性能を高めている。 |
外音取り込み機能:
外音取り込み機能に関して、テクニクスのEAH-AZ80はより自然でクリアな音を提供し、周囲の環境を自然に拾います。ソニーのWF-1000XM5も優れた外音取り込み機能を持っていますが、ややこもりがあると感じられることがあります。この部分では、テクニクスが9.5点、ソニーが8.5点というところでしょうか。
WF-1000XM5 | EAH-AZ80 |
ややこもっている | 自然でクリアな音 |
音質比較:
音質に関して、両製品は高水準の性能を備えています。テクニクスはキラキラとした音、高音域での表現力が特徴で、生音感を楽しむことができます。一方、ソニーのWF-1000XM5は情報量が多く、中音域の解像度に優れています。どちらも音楽を楽しむ上で高品質な音を提供しています。
WF-1000XM5 | EAH-AZ80 |
中音域(ボーカル) の解像度がいい 高音が物足りない | 高音の表現豊か クリアな音 |
総合比較:
総合的に考えると、ソニーのWF-1000XM5はノイズキャンセリング性能において優れ、外音取り込み機能ではテクニクスにやや劣るものの、音質においても高い水準を維持しています。一方、テクニクスのEAH-AZ80は手頃な価格と高品質な音が魅力で、外音取り込み機能でも優れた性能を発揮します。
最終的な選択は、個人の好みや用途によりますが、ノイズキャンセリングが重要な場合はソニーのWF-1000XM5がおすすめですが、音質を重視する場合や予算に制約がある場合は、テクニクスのEAH-AZ80も優れた選択肢と言えるでしょう。どちらの製品も高い満足度を提供することは間違いありません。
価格は時期により変動しますので下記リンクからご確認ください。
またAmazonではセールを実施していることもありますので要チェックです。
比較 | WF-1000XM5 | EAH-AZ80 |
価格 | 通常価格 41,800円 ※金額変動あり ショッピングサイトにて確認 | 通常価格 36,000円前後 ※金額変動あり ショッピングサイトにて確認 |
ノイズキャンセリング | ◎ | ○ |
解像度(音質) | ○ 好みによるがAZ80に比べてこもって聞こえる | ◎ 好みによるがXM5と比較すると音がクリア |
外部取り込み | ○ | ◎ |
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